Side by side

趣味ごと、ぼやきメモ。フィギュアスケートを最近見るようになった人。

2018-01-01から1年間の記事一覧

回心

NHK プロフェッショナルで高橋卓志氏が取り上げられた。 共振する力、回心のはたらき、人として四苦に向き合うこと、 時代を超えていくものとは何か、 人として何に向き合うべきか、考えさせられる内容だった。 プロフェッショナルには根底に通じるものがあ…

一より始めよ

積んだ仕事をせっせと棚卸した。 気づいたことがあった。 私は脳を省エネで使うことに慣れていた。 検索して分かることなら覚えない。一生ごとでないなら覚えない。 人間の顔にも、名前にも、経歴にも、社内政治にも、興味がない。 そのような範疇外はPCに任…

その顔ではない

グランプリファイナルが終わり、 紀平梨花選手にフィーバー。 謝罪する宇野選手は残念だった。そんな顔が見たいわけではないが。 フリーの演技はよかったと思う、脱皮前が一番痛いのかしら。 若い選手たちの、健やかな今後を祈りたい。 この頃仕事の段階が進…

惹かれるあり方

仕事でも、プライベートでも、 惹かれる人には共通の魅力がある。 それは、好きなことに邁進する生き方。 自分で考えて、自分の言葉で発する生き方。 潔く生きぬく人だ。 私はたまたま会社からサラリーをもらっているけれど、 将来は自分の力で稼ぎたい。 会…

身につくとは

小学生のときに覚えた楽譜は 何歳になってもたやすく諳んじられる。 大人になって本腰を入れたものは 繰り返し繰り返ししてやっと思い出す。 身につくとは何だろう。 もっともっと幼い私に学ばせたかった、と今になって都合よく思う。 「今生きている」とい…

好きなことはあれど

時間は使いようというが、 好きなことがあれど向けられるエネルギーは限られる。 趣味でストレスなんか論外だし、 感性に響かなくなれば即座にいらないものとして除外する。 切ないくらい細分化された中から選別されたもの。 それが自分の気持ちを表して、支…

弱点

今季の羽生選手のショートが好きだっただけに、怪我をしたと聞いて残念。 まさかーまたかーという感じ。怪我は繰り返しやすいんだろうな。 早く回復しますように。 スポーツ選手だけでなく 弱いところはいつまでも弱点になるものだ。 分かっていてもケアする…

銀メダル

宮原選手の美しい演技に大満足。 こういう演技こそ見たい、と思わせる。 小さくて、きゅっと締まった精神と筋肉美。 今季の彼女は目もいい。 男子は、アリエフくんの表現が一番好きかな。 ジャンプが決まらなかったけれど。 宇野選手も優勝。 パーフェクトの…

拍手の温度

拍手には、質がある。 拍手の温度は、とてもあからさまに心をあらわす。 たくさんの拍手を聴くパフォーマーは、 感動という形のない現実を、確かに受け取る。 例えば全てが100%に遂行された状態での拍手、という外形的な現実。 これをある人は感動の嵐と言う…

愛される踊り手

高橋選手が復帰して、たくさんの多ジャンルの人が広く関心を寄せている。 当時のフィギュアスケートブームもあるだろうけれど、 やはり聴衆に愛される踊り手なのだと実感。 私は演じ手にあまり人間的な完全さは求めない。 キャラクターや顔も愛される要素だ…

無駄なし

また試験がひとつ終わり、次に向かって取り掛かる。 休日は時間に余裕があってありがたい。 ダラけそうになるけれど、娯楽はほどほどに。 さて、 フィギュアスケート、今季の私の注目は宮原選手。 スケートアメリカは優勝にふさわしいパフォーマンスだった。…

走り続ける

今日が何曜日か分からなくなる。 何度かそんな日が続く。 今日も、明日が金曜日だと思い込んで焦っていた。 時間が足りない。 この生活を選び、維持するのは私自身の責任なのだから、 誰にも言い訳することはない。 いくつかの誘惑には背を向ける。それだけ…

人を頼る

人の好意に甘えて、色々なお願いをしてしまう。 後からしまったと思うこともしばしば。 聞きたがりなのだなと、思う。 すぐに人に聞き、自分の身になる学びはゆっくりと得る。 昨日より今日、今日より明日。 今は今。 恥をかきながら、迷惑をたくさんかけな…

それはそれ

一度にたくさんのことが同時進行しているとストレスになる。 どれもやりたいことではなく やらなければならないこと、という風になる。 日々はそれなりに、誰もがしんどいのだ。 どんどん要求度が高まりふうふうしている。 いつまで続くのか? きっと歳をも…

10年後のトヨタ

トヨタとソフトバンクが提携した、とNHKは言う。 ちょっとした言葉の順番だが、 印象としては、ソフトバンクとトヨタが提携したんである。 自動運転という乗り遅れた波にのったとしても、 10年後にはトヨタは単なるIT企業の下請けに成り下がるだろう。 その…

偏見と文化

言葉がすごく汚いけれど、 イギリスの金持ちエリートにデブとガリとチビはほぼ皆無。 という実感を持っている。 会う人ごとに、プリプリの筋肉と立派すぎる体格なのだ。 日本は違う。 背が低い男性経営者は結構多い。 瘦せぎすで頭のいい秀才君はパブリック…

悩みを持ちたい

英語でメールをやり取りしていると、 あれ?こういうつもりだったのに誤解されてしまった! なんてことがよくある。 単なる文字だけれど、 立場が違えば違う見方をされる。 ましてや言語が違えばニュアンスも不明だ。 ひとつのフレーズを、あっちから見てこ…

台風一過

地に足をつける、というのは簡単なようで難しい。 常々本気を出していないと内心思っていても、 いざ走り出すと息が切れるランナーのよう。 基礎的な体力知力がなければ走り続けられない。 マイペースは、力を振り絞ったあとに残る。 無理、無理じゃない、頑…

メモ

トゥルソワ選手 キルビル(sp) キリル選手 ロミオとジュリエット(fs) ラジョイ&ラガ選手 ワルシャワ協奏曲(fs) が気に入っている。 演じ手と選曲がいい相乗効果にあると、見ていて楽しい。 燃えるような熱量と、あくまで冷めた顔が同居しているのも。

フレンズ

フレンズオンアイスコラボ、フレンズ+αをちょこっと見て。 ステファンさんの馬表現、改めて見ると悠々とした大きな馬なんだな。 冬冬しい宇野選手の演技の後なだけに、ダイナミックさが際立つ。 そんなステファンさんはびっくりするくらいマイペースな方らし…

何万回転んだって

ここ数年、手越くんに励まされることが多かった。 ファンクラブに入るほどのファンではないけれど、 NEWS楽曲は、よく聴くほうだと思う。 「生きろ」が歌番組で披露されているのを見た。 長い間、歌が苦手で、四苦八苦していた小山くん。 歌が上手くなってい…

到らない姿

自分が頑張っても、進んでいないと感じることは辛い。 到っていない姿をさらけ出して歩むことは切ない。 どこから何に手をつけていいか分からないほど混乱した日は、もどかしい。 一歩一歩と言い聞かせながら、到らない姿をさらけている。 生きていることは…

生きている姿

フィギュアスケートの季節が始まった。 宇野選手の今年の初戦を見て、月光の前半が気に入っている。 この音を拾ってほしいと思う音が、全身で拾われているように思うからだ。 自信とともに風格も出てきたような。 何かを創り上げたいんだろう。 それが何かは…

明日こそ

スタートラインにようやく立って、 まず分かったのは、私が常に誰かに頼り、 無意識に誰かのせいにして気楽なリーマン生活をしてきたことだ。 Take risk, have a responsibility が、行動からすっぽり抜け落ちていた。 毎日亀のように進もうとしても、うまく…

名前のない人

私にとって忘れられない人は、しばしば名前も知らない人だったりする。 例えば、小学校の頃に毎日登下校のたびに挨拶してくれたおばあちゃん、とか 電車で倒れた時に介抱してくれた人、とか。 進路に躓きかけたときに、ただ話を聞いてくれた人とか。 名前の…

亀のように

昨日、やりたいことのスタート地点にたどり着けた。 亀のように、毎日、前傾に屈みながら歩む。 いずれこの足でカモシカのように走れるように。 向かい風を感じるたびに、夢見る亀である自分を自覚する。

くまのプーさんに込める

くまのプーさんといえば、冬季オリンピックでの羽生選手だ。 雨あられと降り注ぐ黄色いクマ。 フィギュアスケートを久しぶりに見た私にとって、なかなか印象的な光景だった。 そういえば、バナーや国旗なども、客席でたくさん見かけるようになった。 昔から…

感傷

今日が昨日より優れているとは思わない 全てが積み重なるとも思わない でも、 昨日までの日々を、人を、愛おしめる、というのは 幸せだ。 世界がひっくり返るわけでもないのに、 泣く羽目になることもある。 人生にはいろんな局面がある。 たった一度きり、…

時間の引力

ここしばらく、時間のことを度々書いている。 自分の体内時計が変わったのが、面白いから。 今日は今日、明日はあくまで明日。 それが当たり前だった。 でも、当たり前ではなかった。 今日は明日になり、明日は今日になる。 同じ今を生きていても、そんな風…

琉球の残したもの

琉球王国の美術品を、サントリー美術館まで見に行った。 中華、東南アジア、日本と交易し、 豊かな美を形作っていた、国。 今は日本の沖縄県だけれど、昔は異国だった。 美術品のひとつひとつを見ていて、自然とそう感じさせられる。 実はとても驚いたことが…