Side by side

趣味ごと、ぼやきメモ。フィギュアスケートを最近見るようになった人。

2018-08-01から1ヶ月間の記事一覧

感傷

今日が昨日より優れているとは思わない 全てが積み重なるとも思わない でも、 昨日までの日々を、人を、愛おしめる、というのは 幸せだ。 世界がひっくり返るわけでもないのに、 泣く羽目になることもある。 人生にはいろんな局面がある。 たった一度きり、…

時間の引力

ここしばらく、時間のことを度々書いている。 自分の体内時計が変わったのが、面白いから。 今日は今日、明日はあくまで明日。 それが当たり前だった。 でも、当たり前ではなかった。 今日は明日になり、明日は今日になる。 同じ今を生きていても、そんな風…

琉球の残したもの

琉球王国の美術品を、サントリー美術館まで見に行った。 中華、東南アジア、日本と交易し、 豊かな美を形作っていた、国。 今は日本の沖縄県だけれど、昔は異国だった。 美術品のひとつひとつを見ていて、自然とそう感じさせられる。 実はとても驚いたことが…

明日はない

SNSには、個人情報が溢れている。 人の画像、映像、発言、批評、 これら全ては記録であり、電子信号である。 収益を生むとなれば、記録はどんどん増えていく。人間のコンテンツ化が進む。 「沈黙は金なり」ということわざがある。 語られ、記録されることに…

記憶と記録

物事は記録される。 記録は電子信号に変換される。 電子信号は記録を事実にする。 では事実は現実なのか。 記録を積み重ねれば記憶になりうるのか。 亡くなった人の「言語記録」をデータとして投入し あたかも生きているかのように「しゃべる」機械を作る。 …

先人

経営者の自伝を、読み始めた。 前までは、大して縁もないし興味もない、と思っていた。 歴史を知ることは、意外に楽しい。 身に合わないと思って、避けていたことも、 いつのまにか、ちょうどいいものになる。 変化を惜しまなければ、出会いがある、のかも。…

うっかり

言わなくてもいいひと言を、つい言ってしまう方だ。 帰り道には後悔しているけれど、 覆水盆に返らず。 考え考え行動したつもり。でも、最後のひと言は余分。 人の信頼はそういうところからなので ごめんなさいの代わりに、 明日はきちんとその人に接しよう。…

ひとつずつ

どーーしても合格しないといけない試験が終わった。 ひたすらホッとする。 大学卒業以降、数年に一度はしんどい試験を受ける羽目になっているけれど、 年々無理をしなくなり、 まぁこれくらいやっておけば何とか間に合うか〜 と勝手に計算して怠けたり焦った…

いったん止まれ

言葉がすらすら出てくるようになったら、立ち止まるとき。 上滑りをしている。 身の丈に合っていない自分を見せている。 一歩進んで三歩下がる。 そういう自分であることを、知っている。 たまに五歩歩いたからと言って、 鼻を高々しなくてよろしい。

今朝、突然秋になった。 秋になる日は、不意にやってくる。 昨日でも明日でもない、はっきりとした節目があるようだ。 夏があったのか分からないくらい走った。 秋には秋の風が吹く。 帰宅するときには夜空まですっかり秋になっていた。 今年の秋は、フィギ…

楽しい

環境は人の時間を変えるらしい。 子供を産んだ人、 介護をしている人、 闘病している人、 それぞれの時間がある。 どの時計がいいわけでもない。 各者各様である。 今日、昔の仲間に、 今、楽しいでしょ、と言われた。 毎日追われるように過ぎていく。 ぐる…

繰り返す

自らを省みることのない人間は、 死線を越えても、下劣さをさらけ出して平然とする。 自分の心の声を聞かなければ、 他人の尊厳を知ることはない。 自らの言葉や行動で、自他ともに生かし生かせる人というのは、 頑なまでに自分の心に忠実だ。 真心に沿って…

忘却

他人は忘れていく。 時間が経って、その人からの便りがなくなれば、忘れていく。 残っていくのは? 自分の今の気持ち。 それだけ。 インターネットでは、いいことも悪いことも、事実も虚言も、いつまでも残る。 だが、見る側は忙しい。 たいてい、忘れていく…

有限無限

1日は24時間。 必死にやればやるほど、いくらでも時間が足りなくなる。 ナマケモノの私が、今は脳と目を使いすぎて頭が痛いという。 いっぱいいっぱいの、有限の世界。 電車でも割り込む人にムッとしたり。 きっとピリピリした疲れた顔を晒している。 何を…

「選択と集中」の反義語

「選択と集中」の反義語は「ばらまき」「ムダ」ではなく「多様性」である。 という一文を、本で見て、ハッとさせられた。 今、様々なものに「選択と集中」が求められている。 限られたお金、人手、資源を分け合う、有限の世界にいるのだから。 ムダ遣いはし…

等身大

「等身大に在る」ことの希少さは、 学校教育を受けている間は、あまり自覚していなかった。 むしろ背伸びをしてでも掴めるものは掴まないと、 と、自分の心をそっちのけに、ずっと焦っていた。 多分、それがその時の私の等身大の姿だった。 幼い頃は、幼いな…

貴婦人

長野で鑑賞して以来、宮原知子選手からも目が離せない。 以前演技に感じた教科書的なつまらなさは、いつの間に消えたのか。 今、私が彼女に抱いているイメージを、一言で表すなら「貴婦人」。 年齢や姿形を捨て去った、静かで強かな女性の気品を感じる。 こ…

思いやりの輪はどこまで?

身近な人を思う。 優しく言葉をかけて、ケンカをしたら謝る。いざという時、支え合う。 小さな思いやりの輪ができる。 自分のことを嫌いな人のことは? いつも誰かに対する不満をぶつぶつ言う人のことは? 私は、思いやりの輪に、その人たちを入れない。 思…

プロになる

Live as if you were die tomorrow, Learn as if you were live forever. 数少ない、好きな英語の格言だ。 そうなったら素敵だな、と常々思ってきた。 最近の私は、手本になる女性のボスが身近にいて、 溢れ返るような知識量に圧倒されながら仕事をしている…

フィギュア音楽

フィギュアスケートを見るとき、 ちょっとドキッとするのが、クラッシックのピアノが流れる時。 私はピアノを弾くのが好き。 なので、知っている楽曲や、弾いたことがある旋律が流れるとドキッとし、 思わぬ編曲にまたドギマギする。 気が早いけれど、宇野昌…