Side by side

趣味ごと、ぼやきメモ。フィギュアスケートを最近見るようになった人。

拍手の温度

拍手には、質がある。

拍手の温度は、とてもあからさまに心をあらわす。

たくさんの拍手を聴くパフォーマーは、

感動という形のない現実を、確かに受け取る。

 

例えば全てが100%に遂行された状態での拍手、という外形的な現実。

これをある人は感動の嵐と言うかもしれない。

だがリアルは常に人の心にある。

 

合理的、外形的な達成は、人の心には繋がらない。

あたりまえのひとりの人間として

この五感の生身の感覚なくして、真なる現実など見つかりはしない。

 

リアリティ、私自身へのフォーカスこそ、最後の砦ではないか。

私が、研ぎ澄ますべきなのは、この「現実感」だ。