2019-07-02 生き物の時間 走っていたら忘れられるかもしれない悲しみは 生き物の悲しみなのだ。 子どもが生まれていたら注いでいたはずの時間を 誰でも代わりがいる会社に費やしている クソ野郎と罵りながら叩き、足掻く。 生き物として負けている。 勝ち負けでないのに、ずっとそう思っている。 負けるもんかと、負けた顔を上げる。