2018-07-24 倚りかからず もはや いかなる権威にも倚りかかりたくはない ながく生きて 心底学んだのはそれぐらい じぶんの耳目 じぶんの二本足のみで立っていて なに不都合のことがある 茨木のりこさんの、詩の一節。 生きて経験を重ねるほど、 他者や他者の価値観に寄りかかっていたものが剥がれていく。 人はそうして成長して、己の二本足で立つようになるのかも。 立つと、立っている人たちの世界が広がっている。 ひとり立ちとは、本当によく言ったものだ。