Side by side

趣味ごと、ぼやきメモ。フィギュアスケートを最近見るようになった人。

倚りかからず

もはや

いかなる権威にも倚りかかりたくはない

ながく生きて

心底学んだのはそれぐらい

じぶんの耳目

じぶんの二本足のみで立っていて

なに不都合のことがある

 

茨木のりこさんの、詩の一節。

生きて経験を重ねるほど、

他者や他者の価値観に寄りかかっていたものが剥がれていく。

人はそうして成長して、己の二本足で立つようになるのかも。

立つと、立っている人たちの世界が広がっている。

ひとり立ちとは、本当によく言ったものだ。