Side by side

趣味ごと、ぼやきメモ。フィギュアスケートを最近見るようになった人。

働くこと生きること

タニタが社員を個人事業主として扱うことにするという。

もはやタニタを会社と呼ぶべきか分からない。

個人事業主の集団が事業を行う、それを「会社」と便宜的に呼ぶのだから。

全員が経営者たれ、主体的であれ、プロであれ

という哲学は、時代の帰結でもあると思う。

一方、これは言い換えれば

全員がハケン、非正規雇用の社会の示現だ。

 

働くことは生きること。

安定を欠いた労働は

転落のしやすい

再出発のない

貧しい生の連鎖を生む。

 

プロになりたい

という気持ちと裏腹に

プロが総取りする社会であってはならないと強く思う。

 

私が生きているのはあなたが生きているから。

当たり前のことを生きる道に落としたい。